月謝管理アプリの選び方 ― 月謝袋とノートから移すときに見るところ
最終更新日: 2026-09-22
書道・そろばん・ピアノ・武道の教室は、月謝袋とノートで長く回ってきました。困るのは「誰が今月まだか分からない」「兄弟割や昇級で月謝が変わるたびに計算し直す」「教材代や試験料の集金が月謝と混ざる」の三つに集中します。月謝管理アプリはこの三つを解くための道具で、機能が多いほど良いわけではありません。
月謝管理アプリに最低限必要なもの
次の五つがあれば、集金まわりの事務は一通り置き換えられます。
- 生徒台帳。氏名・保護者・連絡先・コース・段級・在籍(休会・退会)。
- 月ごとの請求の自動作成。コースと段級から月謝を決め、兄弟割や休会費を自動で乗せる。
- 入金の記録と未納の一覧。現金・振込のどちらでも、押すだけで「もらった」を記録できる。
- 月謝以外の集金。教材代・競書・昇級試験・発表会などを、対象の生徒にまとめて請求できる。
- 持ち出し。全部のデータをCSVで取り出せる。
選ぶときの見どころ
機能の一覧より、次の点を実際の画面で確かめてください。
- 現金のままで使えるか。カード決済や口座振替が前提のサービスは、保護者に登録をお願いする手間があり、田舎や高齢の保護者が多い教室では止まります。月謝袋は月謝袋のまま、記録だけをアプリにする方が続きます。
- 段級と月謝が連動するか。昇級したら翌月の月謝が変わる教室では、ここが手計算のままだと結局ノートに戻ります。
- スマホだけで完結するか。教室でパソコンを開かずに、入金をその場で記録できることが続けられるかどうかを決めます。
- 今の名簿をどう入れるか。生徒を1人ずつ手で打つと30人で挫折します。紙の名簿の写真やExcelから読み込めるか、読み込んだあとに確認して直せるかを見てください。
- データを持ち出せるか。やめたあともCSVで全部を取り出せることは、万一のときの保険です。
- 料金が分かりやすいか。生徒数で段階が上がる料金は、教室が育つほど負担が増えます。
お稽古管理帳の場合
お稽古管理帳は、上の五つを月額2,000円(税込)で提供しています。生徒数によらず同じ料金で、30日間無料、カード登録なしで始められます。決済機能は持たず、現金・振込の記録に絞っています。
段級・コース・兄弟割・休会費から月の請求を自動で作り、昇級すると翌月から月謝が変わります。紙の名簿はスマホで撮ると読み取って下書きにし、確認してから登録します。
お稽古管理帳
月謝袋のままでも、誰がいくら払ったかが一目で分かる。段級と月謝の管理をスマホで。
月額2,000円(税込)・30日間無料・カード登録不要